AIWA DR-2 データレコーダーの修理

データレコーダー
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  1. 知人からのAIWA DR-2 データレコーダーの修理依頼です。
    1. ▼まず、フロントカバーを外します。
    2. ▼内部のメカ部分を確認します。
      1. ▼再生の時に使われるプーリーのゴムが劣化で割れています。
    3. ▼内部ユニットを取り出します。
      1. ▼AIWAのデータレコーダー特有の症状のカウンター用ゴムベルトの劣化により、内部のいたるところに加水分解で溶けたブチルゴムが散乱してしまっています。
    4. ▼内部基板のノイズシールド部分です。ノイズシールドを基板に貼り付けていたスポンジのついた粘着テープが経年劣化でボロボロになってがはがれています。
      1. ▼とても丈夫で強力な「ニトムズ(Nitoms) 日東 アセテート粘着テープ」で基板側を絶縁しノイズシールドを貼り付けます
        1. ニトムズ(Nitoms) 日東 アセテート粘着テープ
        2. ▼処理後の状態です
        3. ポリイミドテープ 高温 絶縁 耐熱 テープ 基盤用
        4. 3M スコッチ 塗装 マスキングテープ
    5. ▼メインのゴムベルトの交換
      1. ▼新旧ゴムベルトの比較
        1. 修理用ゴムベルト
    6. ▼カセットテープの走行系部分のメンテナンスです
      1. ▼まず、キャプスタンのシャフトとピンチローラーからクリーニングします
      2. ▼綿棒にIPA(イソプロピルアルコール)をたっぷりつけてピンチローラーをひたすらクリーニングします
      3. ▼次に3000番の耐水ペーパーでキャプスターのシャフトを磨きました
        1. ▼キャプスタンシャフトとピンチローラーのクリーニング及び研磨後の状態
      4. ▼さらに酸化して曇った録音再生ヘッドを同じく3000番の耐水ペーパーで丁寧に磨きました
      5. ▼左下の黒い消去ヘッドはIPAをつけた綿棒で丁寧にクリーニングします
    7. ▼破損した再生関連部分のプーリーゴムの取り換え
      1. ▼古いゴムを取り除きます
      2. ▼こんな感じで割れていました
      3. ▼交換完了
    8. ▼ケースに内部ユニットをはめてカウンター用のゴムベルトをはめます
    9. ▼フロントカバーのカセット前面パネルを再接着します

知人からのAIWA DR-2 データレコーダーの修理依頼です。

▼まず、フロントカバーを外します。

▼内部のメカ部分を確認します。

▼再生の時に使われるプーリーのゴムが劣化で割れています。

ここは後程修理します。

▼内部ユニットを取り出します。

▼AIWAのデータレコーダー特有の症状のカウンター用ゴムベルトの劣化により、内部のいたるところに加水分解で溶けたブチルゴムが散乱してしまっています。

▼これを床に落としてうっかり踏んずけたりすると、家中の床や廊下が溶けたゴムで真っ黒になります。

▼内部基板のノイズシールド部分です。ノイズシールドを基板に貼り付けていたスポンジのついた粘着テープが経年劣化でボロボロになってがはがれています。

▼とても丈夫で強力な「ニトムズ(Nitoms) 日東 アセテート粘着テープ」で基板側を絶縁しノイズシールドを貼り付けます

ニトムズ(Nitoms) 日東 アセテート粘着テープ
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絶縁耐熱テープのポリイミドテープやマスキングテープも使えます。

コストをかけたくない場合は、マスキングテープでもいいと思います。ポリイミドテープも絶縁耐熱でとてもよいのですが、フィルムが薄いため、破れて基板との絶縁ができなくなるのが怖いので、保険的にアセテート粘着テープを使いました。

▼処理後の状態です

ポリイミドテープ 高温 絶縁 耐熱 テープ 基盤用
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3M スコッチ 塗装 マスキングテープ
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▼メインのゴムベルトの交換

劣化した古いゴムベルトを外します。

▼新旧ゴムベルトの比較

左が古いゴムベルト、右が新しいゴムベルトです。古いゴムベルトの方は経年で伸びて変形したままになっています。あたらしいゴムベルトにはめかえました。

修理用ゴムベルト
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▼カセットテープの走行系部分のメンテナンスです

右上から、キャプスタンのシャフト、ピンチローラー。真ん中に録音再生ヘッド。左下に消去ヘッドがあります。かなり汚れた状態です。

▼まず、キャプスタンのシャフトとピンチローラーからクリーニングします

▼綿棒にIPA(イソプロピルアルコール)をたっぷりつけてピンチローラーをひたすらクリーニングします

IPAはクリーニングと脱脂作用があり、なおかつプラスチックを傷めないという優れもの。CD,DVD,ブルーレイプレーヤーなどのピックアップレンズクリーニング剤としても使われています。

▼5本目くらいでまだこの状態

▼次に3000番の耐水ペーパーでキャプスターのシャフトを磨きました

▼キャプスタンシャフトとピンチローラーのクリーニング及び研磨後の状態

▼さらに酸化して曇った録音再生ヘッドを同じく3000番の耐水ペーパーで丁寧に磨きました

▼左下の黒い消去ヘッドはIPAをつけた綿棒で丁寧にクリーニングします

▼破損した再生関連部分のプーリーゴムの取り換え

▼古いゴムを取り除きます

▼こんな感じで割れていました

この前段階の割れる寸前の状態だと経年劣化によりゴムが硬化し、再生時にプーリーが滑って再生が不安定になるという症状が出ます。

▼交換完了

▼ケースに内部ユニットをはめてカウンター用のゴムベルトをはめます

▼フロントカバーのカセット前面パネルを再接着します

AIWA DR-2は経年劣化でフロントカバーのカセット前面パネルの接着剤が硬化し、100%パネルがはがれますので、予防的に瞬間接着剤を使って再接着をしておきます。

以上、修理の主だった部分のご紹介です。

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